文化

インスタ映え間違いなし!東京周辺の昭和レトロなエモいスポット3選!

空前の「昭和レトロブーム」が巻き起こっている今日この頃…若者の間で「懐かしさ」を表現する”エモい”という言葉が流行りだしてから少し経ちましたが、もはやその現象は定着しつつあるようです。特にインスタグラムやツイッターを中心に使われることが増えて、ティックトックやユーチューブ、テレビなどでも”エモい”スポットが紹介される機会を目にします。なぜこのような現象が起きているのか…?そのきっかけや流行の秘密を探りながら、今回はそのエモさあふれる昭和レトロなスポットを紹介していきます。

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人は無意識に「懐かしさ」を感じる生き物

よく昭和時代を過ごした方が「あの頃は良かったな~」とか「あの時代はこんな感じだったな~」などと口にすることがあります。ミラーボールが輝くディスコや味わいのある駄菓子屋など、当時の古き良き時代を思わせる文化や流行は非常に思い出深い光景でした。東宝映画「ALWAYS 三丁目の夕日」などのヒットはまさにこの感覚が大勢にウケたことの象徴と言えます。スマホやインターネットが進化し続ける今でさえ、平成に登場したガラケーやCD、はたまたテレビまでもが懐かしさの対象になってきています。そのように、時代が流れる限り常に懐かしさを思うことは必然であり、それが人々の感情をより豊かにします。
ここで不思議なのが、今の若者が体験すらしていない昭和の懐かしさを見て「いいなぁ~」と感じることです。自身の思い出の中で昔覚えた歌やお店の香りなどを連想して振り返る気持ちは分かりますが、なぜこのように「知らないけど懐かしい」と思うのでしょうか。SNSで遠く離れていている相手に即座に連絡ができたり、歩きながらいつでもどこでも好きな音楽をインターネットでダウンロードできたり…と、昨今のデジタル化した世の中ではそんな便利すぎる行為が容易にこなせます。しかしそれは同時に「味気無さ」「面白みがない」という感情が生まれるのも確かで、あえて手間をかけることへ逆に魅力を感じてしまうのでしょう。これは誰しもが自然に起こる現象のようで、「昭和レトロブーム」はその延長線上と言えます。

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インスタグラムで懐かしさを伝える「#エモい」

お馴染みのSNS”インスタグラム”では、また違ったアプローチで「エモさ」を伝えることがあるようです。前述した昭和レトロなどといった懐かしさだけでなく、普段の何気ない風景をエモいとすることが多いようす。

ここでおさえておきたいのが、レトロと似たようなワードがいくつか存在することです。近い表現だけど微妙に意味合いが変わってくることもあるので、チェックしてみましょう。

アンティーク(仏:antique)…製造されてから100年以上経過しているもの。(例:古美術品や骨董品など)
ヴィンテージ(英: vintage)…製造されてから30〜99年経過した、時間をかけて良さが増した品物。(例:ワインやファッションなど)
ノスタルジック(英: nostalgic)…現在おかれている状況とかつて味わった遠い懐かしさとのギャップを感じながら、思いを馳せること。和訳は「郷愁」。
レトロ(英: letro)…製造された期間の明確な基準はなく、古く懐かしい印象を表したもの。(例:テレビCMや古いデザインの建物など)

「エモい」と言うときは、一般的に何とも表現しがたい素敵な気持ちになったときに使う「自己の感情」で、必ずしも物理的な時間の経過だけを意識していないのが特徴です。例えば綺麗な夕焼けを目の前にしたときに「エモいな~」と表現することもあります。過去の思い出と現在の感情が入り混じって起こることは、ノスタルジックに近いでしょう。実際に昔あったものに対する感情はそのほかのレトロやアンティークなどとも近くなります。そんなあらゆる懐かしさや古き良きものを表現するための総称となっているのが「エモい」となるのです。インスタグラムでよく表現されるのもまた、ノスタルジック寄りな感情が多いでしょう。

オススメの昭和レトロな街3選

首都圏、特に東京などの大都会では高層ビルが立ち並び、常に入れ替わりの激しい光景が馴染むのは当然ですが、まるで時が止まったかのようにひっそりと存在するエモいスポットがあるのも見逃せません。そこで家族や友達、デートなど色んなシチュエーションで楽しめる東京を含めた3つの昭和レトロなエリアをご紹介しますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

ハーモニカ横丁
(東京都武蔵野市)

全国住みたい街ランキングで10年連続トップの吉祥寺駅前にある商店街で、周辺には他にショッピングモールや映画館、井の頭公園などもあり、都心でありながら自然にも触れられるとても人気のエリアです。ハーモニカ横丁の原型は第二次世界大戦後の1940年代後期にできた闇市で、細く入り組んだ路地の中に小さな商店が混沌と立ち並んだ、古き良き昭和の面影を残した場所です。現在では飲み屋など100軒近くの店舗が並んでおり、その様子が楽器のハーモニカに例えられて「ハーモニカ横丁」と名付けられました。

都橋商店街
(神奈川県横浜市中区)

都橋商店街は桜木町駅から徒歩1~2分の場所にある飲んべえのメッカ「野毛」にあります。みなとみらいや中華街などオシャレで洗練されたイメージの横浜ですが、このエリアは昔ながらの市街地となっており古くからあるスナックや居酒屋がひしめき合っています。先ほど紹介した吉祥寺と同じく”ハーモニカ横丁”としばしば言われることもあるようで、その姿は似ています。1964年の東京オリンピックにともなって大岡川沿いの景観を美しくしようと考案されたのがきっかけで、現在に至るまで野毛のランドマークとして公益社団法人横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ)が所有および管理しています。

菓子屋横丁
(埼玉県川越市)

もう少し時代を遡って明治~昭和にかけての雰囲気を味わうことのできる菓子屋横丁は、東武東上線の川越市駅から5分ほど歩いたところにあるます。素朴で昔懐かしい伝統を今に伝える菓子作りの店が立ち並び、一歩足を踏み入れると誰もがまるで子供に返ったような気分になってしまいます。平成13年環境省の“かおり風景100選”にも選定されて、その街並みは時代が変わってもなお人々を引き寄せており、この魅力を受け入れないというのは至難の業でしょう。

日常から離れてタイムスリップを実感

普段の生活に飽き飽きしている、安らぎや安心感を得たい、そんな思いをお持ちであれば、現実世界でありながら昔の風情を味わうことのできる昭和レトロな街に足を運んでみてはいかがでしょうか。そこでは歴史ある建造物や当時から変わらない美味しさを提供する飲食店など、どこか懐かしい気分で非日常を過ごすことができます。まさにタイムスリップしたかのように…。現代人が見失っていた良さを見つけることができれば、今後の生活もより豊かなものになることでしょう!