「治安の悪い国や都市の注意事項はある?」
「治安の悪い国や都市の対策方法が知りたい。」
本記事では、治安の悪い国や都市の注意事項や対策方法をご紹介します。
治安の悪い国では、外国人はスリや路上強盗の格好の餌食になりがちです。トラブルに巻き込まれ、せっかくの海外旅行が台無しになっては元も子もありません。
ここでは、トラブルを未然に防ぎ、トラブルに直面したときの被害を最小限に抑えるために、重要な対策をご紹介します。
治安の悪い国や都市の注意事項や対策方法
治安の悪い国や都市の注意事項や対策方法を詳しく解説します。
服装に注意する
発展途上国であっても、暑い国や地域に海外旅行をする場合、女性は特に服装に気をつける必要があります。
現地の人の服装は、ホットパンツやキャミソールなど、かなり露出度の高いものが多いかもしれません。しかし、日本人が同じ服装をしていると、かえって目立ってしまいます。
治安の悪い国では、現地の人と同じ服装ではなく、少し控えめな服装にするのが無難です。
夜間、見知らぬ土地に出歩かない
トラブルを回避するために最も重要なこと。それは、人気のない場所には夜間出歩かないことです。
現地のサポートに問い合わせると、「なんでそんな時間にそんなところにいるの?」ということがよくあります。
せっかく海外に来たのだからと、夜の時間帯に海外のバーやナイトパーティーに出かけたくなることもあるでしょう。でも、せめて行くルートや交通手段は、事前にチェックしておきましょう。
遠回りでも大通りを利用し、人気のないエリアは避けましょう。治安の悪い国や地域では、現地の状況がわかるまで深夜の外出は控えたほうがよいでしょう。
スリの多い地域での有効な移動手段は、バッグを前に持って歩くこと
バッグは、必ずファスナーをしっかり閉められるものを使いましょう。トートバッグのような、口の開いたバッグは狙われやすいので、注意が必要です。
バッグを、後ろではなく前に持つことで、混雑した市場や乗り物の中で、スリに遭う可能性を低くすることができます。
貴重品ポーチを利用する
貴重品はマネーベルト、セキュリティポーチ、シークレットケースと呼ばれる貴重品ケースに入れ、服の下に着用するようにします。
腹巻き型、首掛け型、ホルスター型などいくつか種類がありますが、どれでもかまいません。
プロの強盗は、これらのアイテムに精通していますが、スリやひったくり、小銭泥棒など、最もよく遭遇するタイプの強盗に対しては十分な防御になります。
私は海外に行くときは、必ず貴重品ケースを持ち歩きますが、安全な場所に身につけるのではなく、カバンの中などに鍵をかけて保管しています。
鍵を過信しないこと
南京錠にしろダイヤル錠にしろ、市販の錠前は素人でも簡単に開けてしまえます。私は南京錠の鍵を中に入れたまま施錠したことが2回ありますが、1回は手持ちの別の鍵で、もう1回は金切鋸を借りて切断して開けました。2回とも5分もかかりませんでした。
ダイヤル錠の場合、3桁の鍵だと、すべての組み合わせを試しても開けるのに15分くらいかかります。4桁の鍵では、そちらの10倍はかかりますが、南京錠と同じように簡単に切断することができます。
私はダイヤルロックよりも南京錠を信頼していますが、それでも気休め程度に考えています。
基本的に、貴重品は手近に置いて監視する
部屋のドアを開ける前に周囲を確認する。こちらも、女性が気をつけるべきことです。
残念ながら、海外で日本人女性が暴行を受けるケースは、毎年少なからず発生しています。そして、最も多いのが、自室など室内で被害に遭うケースです。自宅やホテルのドアを開ける前に、必ず周囲に誰もいないことを確認しましょう。
不審者を見かけたら、近くの店などに入り、助けを求めるようにしましょう。
特に現地で長期滞在するために部屋を借りている場合は、可能であれば部屋の鍵を変えてもらいましょう。前の住人が鍵を持っていて、悪用されるケースもあります。
長距離バスを利用する際の注意点
長距離バスに乗るときは、スーツケースやバッグパックなどのメインバッグは、トランクや荷室の床下、後部、頭上などに置くようにしましょう。
鍵はかけますが、貴重品、パソコン、カメラなどの高価なものは、盗難や開錠に備え、置かないようにしましょう。
手荷物を預ける場合は、トランクや荷室にしっかりと入れ、目的地に到着したらできるだけ早く受け取るようにしましょう。
座席に持ち込んだサブバッグは、鍵をかけて足元に置き、必要に応じてワイヤーロックをしてください。
貴重品は貴重品ケースに入れ、衣服の下に着用する
可能であれば、周囲の人や運転手と仲良くなり、目的地を伝えましょう。仲良くすることで、味方が増え、行き先を知らせることで、乗り遅れる危険性が減ります。
まとめ:治安の悪い国や都市の注意事項や対策方法まとめ
以上をご参考に、治安の悪い国や都市に行くときは、本記事の注意事項や対策方法をご参考にしてください。