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本記事は化粧品の一般的な使い方をまとめたもので、医療的効果の断定は行いません。体験談は個人の感想です。
まず結論(PREP)
Point: 日焼け止めは環境で選ぶ→十分量をむらなく塗る→屋外は2時間ごとに塗り直すが最優先。顔は2本指ルール or 小さじ1(約5 mL)を基準に。
Reason: SPFはUVB、PAはUVAの指標。測定は国際規格(ISO)準拠で、耐水性表示も導入されています。だから「数値と表示の意味」を理解すると選びやすくなります。
Example: 平日(通勤・室内中心)はSPF30〜50/PA+++以上、屋外が長い日はSPF50+/PA+++++耐水性、水場は耐水表示+都度リタッチが合理的。
Practice: ポーチにスティック/クッションを常備し、昼休みにTゾーンからスタンプ塗り→パウダーでセット。スプレーは手に出してから顔へが安全です。


UV基礎とSPF/PAの意味
- SPF: UVB(主に日焼け)に対する指標。試験は2 mg/cm²塗布で評価。
- PA: UVA(色ムラ・光老化)に対する目安。日本はISO 24442準拠の測定を採用。
- UVAロゴ(欧州): UVA-PF ≥ SPFの1/3かつ臨界波長≥370 nmで表示可(広域保護の目安)。
- 耐水性: ISO 18861準拠の試験が運用。水・汗環境では表示に頼らず頻回リタッチを前提に。
シーン別の選び方(肌質×生活パターン)
肌質で選ぶ
- 敏感/乾燥肌: ノンケミカル(散乱剤中心)や保湿力の高いミルク/クリーム。
豆知識:酸化亜鉛はUVA寄り、酸化チタンはUVB寄りのカバーに強み。 - 脂性/ニキビ肌: みずみずしいジェルや軽いローション。摩擦の起きやすい小鼻・フェイスラインは重ね塗り。
生活シーンで選ぶ
- 通勤・室内中心: SPF30〜50/PA+++以上。窓越しUVAを考えPA重視で。
- 外出が多い日: SPF50+/PA++++。帽子・日傘・衣服と重層防御。
- レジャー・海/プール: SPF50+/PA+++++耐水性。濡れた/拭いたら直ちに塗り直し。
剤型で変わる使い心地(ミルク/ジェル/クリーム/スティック/スプレー/パウダー)
剤型 | 仕上がり/特徴 | 塗り直し適性 | 注意点 |
---|---|---|---|
ミルク | なじみやすく下地にも◎ | ○ | 摩擦部位は重ね塗り |
ジェル | 軽くてベタつきにくい | ○ | 水場は耐水性の有無を確認 |
クリーム | 保湿力が高い | △ | 厚塗りで崩れやすい |
スティック | ポイント重ねに最適 | ◎ | 広範囲はムラに注意 |
スプレー | 広範囲を素早くカバー | ○ | 顔へ直噴NG。手に出して塗る |
パウダー | 皮脂おさえ・仕上げ向き | △ | 単独では量不足になりやすい |
スプレーは顔に直接噴霧しないのが安全。必ず手に出してから塗り、吸入を避けましょう。
適量と塗り方|“2本指”と“1 teaspoon”の目安
- 試験条件: SPFは2 mg/cm²塗布で評価(表示どおりの防御は十分量が前提)。
- 顔の目安: 小さじ1(約5 mL)または2本指ルール。生え際・耳・首までむらなく。
- 全身の目安: 成人で約30 mL(ショットグラス1杯)。外出15分前に塗布が安心。
- 塗り直し: 屋外は2時間おき、泳いだ/汗をかいた/拭いた後はその都度。
ティント(鉄酸化物配合)は可視光による色ムラ対策にも有効。肝斑/色素沈着が気になる日は活用を。
メイクの上からの塗り直し(崩れにくい3ステップ)
- ティッシュで皮脂オフ: こすらず押さえる。
- スタンプ塗り: 乳液系orスティックを手に取り、頬→額→鼻→あごの順で置く。
- ならしてセット: スポンジで軽くならし、パウダーで固定。
外出先は「スティック or クッション」+「パウダー」常備
スプレーは顔へ直噴せず、手に出してから塗布。
よくある失敗と回避策
- 量が少ない: 表示SPFの半分以下に。2本指/小さじ1を基準に。
- “下地のSPFだけ”: 下地は単独だと量不足になりやすい。日焼け止めを別に。
- スプレー直噴: 吸入リスク・塗りムラ。手に出して塗布へ変更。
- 色ムラ悩み: 鉄酸化物入りティントで可視光もケア。再発抑制に役立つ報告。
FAQ
Q. SPFとPA、どちらを重視すべき? A. 両方です。SPFはUVB、PAはUVAの指標。EUのUVAロゴ(○UVA)はUVA-PF≥SPFの1/3と臨界波長の基準を満たす目安。 Q. 顔の適量は? A. 小さじ1(約5 mL)または2本指ルールが目安。生え際・耳・首までむらなく。 Q. 何時間ごとに塗り直す? A. 屋外は2時間おき、泳いだ/汗をかいた/拭いたらその都度。耐水性でもこまめに。 Q. スプレーは顔に使ってもいい? A. 顔へ直噴は避けるのが安全。必ず手に出してから塗り、吸入を回避。


まとめと次の一歩(CTA)
- 選ぶ: 平日はSPF30〜50/PA+++以上、屋外長時間はSPF50+/PA+++++耐水性。
- 塗る: 顔は2本指or小さじ1、全身は約30 mL。外出15分前に。
- 守る: 屋外は2時間ごとに塗り直し。濡れた/拭いたら即リタッチ。
参考・出典(一次情報・公的情報)
- American Academy of Dermatology:How to apply sunscreen(顔は小さじ1/屋外は2時間ごと)
- AAD:Sunscreen FAQs(15分前塗布・2時間ごと再塗布)
- FDA:Sunscreen(顔へスプレー直噴NG/15分前塗布)
- 日本化粧品工業会:SPF/PAはISO準拠・耐水性表示(ISO 18861)
- EU Commission Recommendation 2006/647/EC(UVA-PF≥SPFの1/3・臨界波長)
- ISO 24444(SPF試験 2 mg/cm²)概要
- BMJ(2002):Two-finger rule(2 mg/cm²に近づける簡便法)
- 環境省:酸化亜鉛はUVA寄り・酸化チタンはUVB寄り
- J Drugs Dermatol(2020):鉄酸化物配合ティントは可視光の色素沈着を抑制
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